覚え書き

清水恵み

Entries from 2019-01-01 to 1 year

武蔵御岳神社 奥宮

武蔵御岳神社 奥宮

閉じこもる のは だめなのだろうか 世界と つながるために 閉じこもる のは

しろきねこ

もくもくと しろきねこ もくもくと はらうごく もくもくの しんたいを ささえてる よつのてん めやにさん じうにさい おめでとう

5つ足の羊のはなし

5つ足の羊のはなし その羊は5つ足でした。人々はあまりその羊たちを見たくありませんでした。中国語で「五脚羊」と呼ばれます。でも五脚羊は生まれた時から五脚羊だから、それを当たり前だと思っていました。 青海湖に雨が降りました。美しい雨でした。五脚…

5つ足の羊のはなし

5つ足の羊のはなし その羊は5つ足でした。人々はあまりその羊たちを見たくありませんでした。中国語で「五脚羊」と呼ばれます。でも五脚羊は生まれた時から五脚羊だから、それを当たり前だと思っていました。 ある日、青海省に魔王が来ました。大きな音を響…

ねえちゃんの 波打つ肉は海だ もくもく動く手は雲だ わくわく動く脇の下 ずいずい匂う食べ物は だいどこと姉ちゃんの匂い

たぶん 叫び声だと思います。 ガラスの鳴りの 遠い遠い鳴りの ひ ふふ

重なるる 重ならるるれれ

わたしが わたしの知識が 受け継がれるとき 母の狂気なく 知識のみを受け継ぐとき

虽然自己不是在悲哀的情况, 但世界上有的话, 还是留在我自己身体里。 突然会喷出来。 個人的には悲しい状況にいなくても、 世界に悲しいことがあったらそれは自分の身体に留まっていて、 関係ないふとした瞬間でも吹き出す事がある。

美 は 腐る 溶ける 散り乱る 拡がってく

赤黒い花

この怒りをどこで蓄えたのだろう 気づけば腹に満ちていたのだ 膝から見上げる猫の金目銀目 無理に名前をつけられぬ 飛べないおもりのような 理不尽につぶされる直前のカエルのような 潰されたカマキリの腹からまろび出る回虫のような 跳ねくりまくるる釣り上…

我的红色花 它想吃馒头 暖红血馒头 血馒头的血 被压迫的 我压迫的 我的 血

わたしの手のひらから 潰したヒナから 赤黒いバラの花 葉っぱはなく トゲだけの 生きるが故の 黒い寂しさを隠し 花は赤く 口角を上げて笑う

かかとがすり減る

靴のかかとがすり減る それをみるとき そのくらい歩いたんだろうと思いをはせる 気づかぬ間に すり減らせたわたし 苦痛のかかとがすり減る